1.お城の鐘は1日に何回鳴る?
お城の鐘は、毎日、7:00、9:00、12:00、15:00、17:00、21:00に鳴ります。曲は「まりと殿さま」です。 「まりと殿さま」の歌碑が天守閣下広場にあります。
2.裏坂の登り口にある、テレビでも紹介されたものは??
離れて見ると、小さな人が石段をよじ登ろうとしているような形に見える木の根っこです。
3.和歌山城には門はいくつある?
現在の城内への入り口としての門は、北の大手門、西の追廻門、南の不明門址、岡口門です。
岡口門は、浅野氏時代の途中までは表門でした。現在は国の重要文化財に指定されています。 北西の砂の丸に続く入口には、昔、吹上門と吹上大門がありました。
天守閣へ上がる入口には楠門(天守二の門)があり、裏には埋門(うずみもん)があります。埋門は、いざというときに水の手に通じており、山城である和歌山城は籠城に優れたお城でした。
その他、建造物としては残っていませんが、城内には勘定門址、中門址、岡中門址、切手門址、黒門址、天守一の門址、水の手門址、本丸表門址、本丸裏門址、台所前門址等があります。門の礎石が残っているところもあるので探してみてください。
4.和歌山城の石垣の積み方にはいくつかの種類がある。どう違う?
和歌山城内には、造られた時代により、異なる積み方の石垣があります。
規則的ではない積み方の「野面積み」、大きな石の間に小さな石を詰めた「打ち込みハギ」、きっちりと美しく積まれた「切り込みハギ」というように、時代により変化しています。
5.和歌山城の石垣には、なにか印が彫られているけど、あれは何?
石垣に彫られている印は「刻印」といって、石を切り出した人を区別するためのものと言われています。
いろいろな刻印を記した看板がありますので、探してみてください。
他の用途に使われていたものを持ってきた転用石も見つけてみてください。
6.伏虎像
和歌山城は、虎が伏している姿に似ていることから名付けられた虎伏山にあるため、虎伏城とも呼ばれます。現在の伏虎像は昭和34年に再建されたもので、その前には大正11年に作られた立ち姿の虎の像がありました。
7.石落
天守閣を見たときに気になるぽっこりふくらんだ部分は、「石落」と言います。敵が石垣を登ってきたときに、ここから石を落したそうです。